キウイの一部品種で葉色の薄いものが見られたので、肥料不足を疑い土壌のECを測ってみました。
ECは、電気の通りやすさを表す数値で、土壌中の塩類濃度の程度を示します。値が高いほど土壌に含まれる肥料分が多い目安になります。
容器に土を10g採って、精製水を50g入れて、良く撹拌します。
半日ほど放置して土が沈殿したところで、上澄み液を測定器で測りました。
EC0.1mS/cmしかありません。
養液栽培システムで潅水に液肥を混ぜているとは言え、ぜんぜん追いついていないようです。
追肥することにしました。
5/29 6-8-4の液肥を50倍に薄めて、一株当たり2.5L施肥しました。これで、窒素成分3gの計算です。
↓
5/31 EC0.3mS/cmまで上がりましたが、まだまだです。
↓
5/31 6-8-4の液肥を50倍に薄めて、一株当たり1.25L施肥しました。これで、窒素成分1.5gの計算です。
↓
6/2 EC0.3mS/cmで変化なし。何故だろう?。
↓
6/5 6-8-4の液肥を50倍に薄めて、一株当たり2.5L施肥しました。これで、窒素成分3gの計算です。
↓
6/7 EC0.6mS/cmまで上がりました。ちょっと低いかな。一旦様子を見ます。
肥料濃度を上げ過ぎると、下げるのは難しいので、恐る恐る。
熟練の農業者なら、勘と経験で施肥量など一発で決めるのでしょうが、私はド素人で農業参入なので測定器頼みです。
コメントを残す